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勝手に日本サッカー強化委員会
第3回 W杯最終予選現地ルポ 弱すぎたカタール

 

南アの輪郭が見えた

ドーハで最終予選のカタール戦を取材して、ちょうどいま日本に帰ってきました(本当に、さっき帰宅)。

それにしても、慌しい一日でした。

試合が終わったのが、向こうの時間で21時30分くらい。それから記者会見に出て、タクシーに飛び乗り、空港へまっしぐら。深夜0時25分発のカタールエアで10時間かけて関空へ。そこから4時間という長いトランジットを経て、関空から羽田へ――。

ああ、長かった......。

30代後半なので、こんなちょっとした長旅でも堪えるのです。

対カタール、3-0対カタール、3-0。久々の快勝にまだ緊張の残る代表の表情に安堵の色がうかがえる。

さて、日本はカタールを3対0と一蹴し、最終予選2勝目を手に入れました。

日本は2勝1分け。ウズベキスタンとバーレーンは勝ち点1で、3位のカタールは勝ち点4といっても消化試合がひとつ多い――。

そうした状況を考えると、これはもう南アフリカの輪郭がそれとなく見えてきたといっても過言ではないでしょう。

人が動き、ボールも動いた

この試合の勝因は、ホームで引き分け、非難の的となったウズベキスタン戦の反省を生かしたことだと思います。

ウズベキスタン戦がボールだけが目まぐるしく動くゲームだったのに対して、このカタール戦ではボールと人が目まぐるしく動きました。

前線にいくほどサイズが小さくなっていく日本は、個の強さよりも、数の論理を押し出さなければゴールをこじ開けるのは難しい。そのことを選手が意識し、しっかりと実践していました。 ひとりがダメならふたり、ふたりがだめなら3人......。

玉田が左足ミドルで決めた2点目は、相手ゴール前に多くの選手が湧き出すように攻め上がり、次々とボールをつなぐことで生まれました。

日本らしい、素晴らしいゴールだったと思います。

WRITER

熊崎敬
1971年生まれ、岐阜県出身。8年間、サッカー専門誌に勤め、その後、フリーライターに。唯一の著書『熊さんのゴール裏で日向ぼっこ』が絶賛在庫中だ。父の影響を受け、幼少期から日本ハムファイターズを応援している。

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